費用の安い自毛植毛手術方法は?

病院で治療を受ける際には健康保険に加入していることで自己負担の割合を減らすことができます。
風邪を引いた程度であれば保険を使うことでわずか数千円程度出費に抑えられ、気軽に治療を受けることができるのですが、その一方で自毛植毛の場合は事情が大きく変わります。

 

植毛の施術に関しては病気の治療ではなく、あくまで見た目を整えるための審美目的になるため、健康保険が適用されない自由診療に該当します。
自己負担が100%になることからできるだけ小さな負担で施術を受けたいと考える所です。一度で大きな改善効果が見られる自毛植毛ですが、一度の出費が非常に高額です。そんな自毛植毛の負担を少しでも減らす方法として、どのような手術方法であれば安い費用で施術を受けることができるのかを紹介します。

 

費用の安い自毛植毛法

まず自毛植毛の手術方法を大きく分けた時にFUT法とFUE法の2種類があります。

 

FUT法(フォリキュラー・ユニット・トランスプランテーション)

FUT法とはメスで頭皮を帯状に切り取り、1枚の面として採取する方法です。
この施術では面で切り取った頭皮を細かく切り分け、毛包単位で株分けして頭皮に移植を行います。

 

FUT法のメリットとして挙げられるのは頭皮の生着率が高く、術後も安定して生え続ける点です。
髪の根本は頭皮の内部で生えている向きが異なる場合もあり、株分けでは1本1本を丁寧に分けるため、根本が損傷することが少なく、移植後も安定して頭皮に生着させることができます。

 

またFUT法は株分けの作業で時間が掛かりますが、一度に大量のドナーを採取できる点で手術時間が大幅に短縮できることから手術全体の時間は短く、コストを低く抑え、手術全体の費用も低い傾向があります。

 

FUE法(フォリキュラー・ユニット・エクストラクション)

またその一方でFUE法の場合は、パンチ状の器具を用いて1株ごとに頭皮からくり抜いていく手法です。
用いるのは注射針を大きくしたような形状の器具で、頭皮に刺して1グラフト分だけを切り取り、そのまま移植先の頭皮へ植え付ける手法です。

 

この場合のメリットとして髪の毛1本1本を医師の判断で選んで採取できるため、健康で元気な毛髪を選ぶことが出来る点です。また、移植時もメスを使わないクリニックが多く、髪の毛1本1本の角度や向きを正確に植え付けることができる、見た目と手術後の出来が自然な手術方法です。
またFUE法はくり抜き型の採取になるため、メスを使用せず、糸で縫う必要もありません。そのため、術後の痛みは少なく、傷口もほとんど目立たないのがメリットになります。

 

またその他FUE法のデメリットとしては、頭皮に直接器具を差し込むため、髪が頭皮内でどちらの方向に生えているかが分かりにくく、腕のない医師が担当すると根本を損傷させる可能性もあります。

 

しかし最近ではセンサーを備えた新しい機器が登場したり、採取用の針にも工夫が見られ、毛根が損傷するリスクは大幅に減っています。費用の面で見るとFUT法と比べ医師への作業的な負担も大きく手術費用は高い傾向があります。

 

しかし、メスを使わない切らない自毛植毛で術後の痛みの少なさと傷の目立たなさから人気が高く、現在ではFUE法が世界の主流になりつつあります。

 

まとめ

費用の面だけ言えば、医師の負担が少なく、手術時間の短いFUT法の方が安くなります。

 

ただし、それぞれにメリット・デメリットがあるので良く考えて手術方法を選択すると良いでしょう。どちらの手術方法も毛包単位移植であり、現在の主流です。少し前まではFUTが主流でしたが、最近ではFUEが主流になりつつあると言います。

 

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