自毛植毛の場所別の植毛本数の目安

薄毛が生じている頭皮の状況は人により大きく異なります。
例えば、街中を見渡してみると分かりやすいもので、薄毛の方の頭皮をこっそりと見てみてください。人によって抜け毛が進行している部位に違いがあるのがわかるはずです。しかし、ある程度の傾向があるのも見てとれるはずです。薄毛のパターンには特徴があり、その特徴に則したおおよその場所別本数の目安もあります。

 

薄毛の進行パターンは主に3つ

薄毛のパターンについては男性に多く見られる男性型脱毛症に限ってはおよそ3ヶ所の部位に分類されています。

 

3ヶ所とは「頭頂部」「額の生え際」「前頭部」などの部位が挙げられ、3つの組み合わせや進行の程度により無数の進行パターンが存在します。

 

その中でも代表的な薄毛としては額が後退するM型と、額に加えて頭頂部が薄いMO型、また額から前頭部や頭頂部にかけて薄くなるO型があり、このあたりは症状が表れている方も非常に多く見受けられます。

 

M型のケース

まず額が後退するM型のケースで自毛植毛を行う場合は、場所別本数として少々の髪の後退ではおよそ800本ほど、また後退が著しい場合にはおよそ1000本以上がおおよその目安として挙げられます。これはグラフト数に直した場合に、およそ400グラフトから500グラフトほどになり、残された髪の密度や薄毛の範囲などにより本数は大きく変わります。

 

MO型のケース

額に加えて頭頂部が薄いMO型のケースについてですが、この場合は植毛を行う範囲がやや広がるために移植が必要となる本数も増えてきます。
まず進行の程度がそれほど進んでいない場合の場所別本数についてですがおよそ1500本ほど、額と頭頂の双方で抜け毛が著しい場合にはおよそ2000本ほどが目安として挙げられます。グラフト数で見た場合にはおよそ500グラフトから700グラフトほどになり、髪の密度や範囲にもよりますが本数が大幅に増えてきます。

 

O型のケース

額や前頭部から頭頂部にかけて薄くなるO型の薄毛の場合についてですが、このケースでは頭部の広範囲が薄くなる上に進行の度合いも著しくなりますので、移植が必要となる本数もさらに多く増えてきます。まず髪が多少は残されている場合の場所別本数についてはおよそ2000本ほどになり、また残された本数が少ない場合はおよそ3000本ほどがおよその目安として挙げられます。グラフト数で数えた場合にはおよそ800グラフトから1200グラフトほどになり、あまりに数が多い場合には採取できる髪の数も限られてくることになりますので、手術を何度かに分けることもありますし必ずしも全てをカバーできない場合もあります。

 

 

 

自毛で必要な分を賄えない場合は、ナイロンや塩化ビニールなどで作られた人工毛を使う方法もありますが人工毛植毛はメリット以上にデメリットが多いため本当に最後の手段として利用すべき植毛方法です。まずは、気になった時点でなるべく早いうちに医師に相談してみると良いでしょう。早ければ早いほど手の打ちようがあるのが薄毛です。